1月16日に発生したアルジェリアの天然ガス施設の人質事件で、フランス人1人を含む人質約40人の死亡が確認された。いぜん行方不明者もおり、犠牲者数は確定されていない。アルジェリア政府の発表によると、犯人は29人が死亡し、3人が逮捕された。施設には800人以上の人がいた模様で、685人のアルジェリア人と107人の外国人が無事だった。テログループはマリ北部から来たマグレブのアルカイダ組織(AQIM)から分離したグループ。さらに、仏軍のマリ軍事介入により、サハラ南縁でイスラム過激派に人質になっているフランス人8人の行方が懸念される。ソマリアでは11日に、人質になっているフランス諜報部員の解放作戦が行われたが、失敗に終わり、人質は死亡。ニジェールのアレバ社のウラン鉱山をフランス部隊が警護することになった。