生粋のSGP娘ソリータ。

クレモンティーヌとソリータ 母娘。
クレモンティーヌとソリータ 母娘。
 リセ最終学年文学科に在籍のソリータはサンジェルマン・デ・プレ生まれの同界隈育ち。彼女が映画に行くのもギャラリーを散策するのもショッピングやカフェに行くのもお洒落な人たちを眺めるのも昔からずっとすべてこのカルチエである。特にお気に入りは夕方MP3で音楽を聴きながらリュクサンブール公園の散歩。回転木馬に乗っていた小さい頃から自分の庭のように感じていたそうだ。「バカロレアに向けて今は猛勉強中なの」とソリータ。愛くるしい瞳と笑顔が印象的な女子高生だが、歌手でモデルという顔も持っている。彼女のお母さんはフレンチポップ、ジャズ、ボサノヴァの歌手で知られるクレモンティーヌである。母親のコンサートツアーに付き添って何度も日本を訪れているが、12歳の時に母と一緒にCMソングを歌ったのをはじめ現在までに何本ものCMソングのレコーディングをしてきた。NHKフランス語講座のテーマソングも歌ったので、その甘い声が記憶にある読者も多いだろう。
 ソリータのおじいさんはチェット・ベイカーやスタン・ゲッツらと親しい交流のあったジャズ・プロデューサーだ。サンジェルマン・デ・プレがジャズミュージシャンたちで盛り上がっていた頃におじいさんもこのカルチエと深い関係にあった。そしてそこには母親クレモンティーヌの青春時代の思い出もたくさんあるという。
 フランス人のみならず世界のミュージシャン、画家、作家、哲学者、写真家たちを常に魅了してきたサンジェルマン・デ・プレ。「現在はブティックが増え過ぎよね」と言うソリータの意見に賛成だが、芸術家たちに愛されてきたこのカルチエには目に見えなくもその記憶がたっぷりと刻まれているのが大きな魅力だ。
 日本の手羽先、のり巻き、そば、うどん、ポッキーが好きでいつか日本に住んでみたい、他の外国にも住んでみたいというソリータ「でもやっぱりフランスが好きでサンジェルマン・デ・プレに戻りたくなっちゃうのかもね!」とお茶目に言う。(久)

●Café de la Mairie
 ずっと店構えの全く変わらないところが嬉しい、アペロや待合せでお馴染みサンシュルピス広場市役所脇のカフェ。その昔『恋愛小説のできるまで』という映画の舞台にもなった。ソリータも友だちとよく利用する近所の大好きなカフェだ。
月〜金7h-02h、土8h-02h、日9h-21h。
8 place Saint Sulpice 6e
01.4326.6782
●Biba
 若いパリジェンヌ憧れのセレクトショップ。「友だちとお店を見に行くのが大好き」とソリータ。店内には服、アクセサリー、靴、小物とどれもウィットのきいた洒落たものばかり。店はなんと70年代からずっとファッションリーダー的存在だった。
10h-19h。日休。
 www.biba.fr
18 rue de Sèvres 7e  01.4548.8918
●Coiff1rst
 ソリータが髪を切りに行く美容院。元来は公衆浴場だった建物だとか。店内は広くセンス良いインテリアが居心地良し。お店の中庭にはランチがとれるカフェがある。「外からは分からない秘密の素敵なカフェなのよ」とおしえてくれた。
9h-20h30。日休。カフェ10h-18h30。
44 rue du Four 6e  01.4544.8439
ソリー夕と友だちの 待ち合せ場所の定番サンシュルピス広場の夕暮れ。

ソリー夕と友だちの 待ち合せ場所の定番サンシュルピス広場の夕暮れ。

馴染みの 老舗カフェ・ドゥ・マゴのテラス。メトロの入り口付近ではピアノも お出ましのストリートジャス演奏で いかにもサンジェルマン・デ・プレ らしい。

馴染みの 老舗カフェ・ドゥ・マゴのテラス。メトロの入り口付近ではピアノも お出ましのストリートジャス演奏で いかにもサンジェルマン・デ・プレ らしい。

セーヴル通りとシェルシュ・ミディ通りの交わる 広場のセザール作『ケンタウロス』もシンボル。

セーヴル通りとシェルシュ・ミディ通りの交わる 広場のセザール作『ケンタウロス』もシンボル。

ソリータのサイトはwww.solita-web.com/main.html

ソリータのサイトはwww.solita-web.com/main.html


St Germain des Prés界隈(6区) 



 

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