PIP製の胸用シリコン問題、世界に波紋

 ベルトラン保健相は1月3日、安全性が問題になっている豊胸・乳房再建用シリコン材の製造元、ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社のジャン=クロード・マス社長が、医療製品安全局(AFSSAPS)の聴取を受けたと明らかにした。PIP社製シリコン材は、成分が規制に違反しており、破裂率が高いとされている。フランスでこれを移植した3万人の女性のうち、がんに罹患した人が20例あるため、保健当局はこのシリコン材の摘出手術を呼びかけている。同製品は欧州他国、南米などに輸出されており、40〜50万人が使用。フランスですでに詐欺・過失致死罪の疑いで捜査が開始されているほか、欧州他国や南米でも摘出勧告や、PIP社、医療資材認可団体や販売会社を相手取った告訴が広がっている。2010年3月に倒産したPIPのマス社長は6日、認可されていないシリコンを使用したと認めた。

 

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