フランス南東部と南西部で11月3日から大雨が続き、ヴァール県で死者3人、アリエージュ、ピレネー・オリアンタル両県で死者2人、行方不明1人を出した(9日現在)。ピレネー山脈に近い南西部8県とヴァール、アルプ・マリティーム県など南東部5県で住宅が浸水したり、川が氾濫した。ヴァール県の死者は、家に入った水をポンプで汲み出すために発電機を使っていて一酸化炭素中毒になった夫婦と、増水した川に飲み込まれた男性。ピレネー地方では60代の男性と50代女性が氾濫した川に落ちて死亡した。ヴァール県とアルプ・マリティーム県では5日には2300人が避難した。
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