今年2月18日、ロワレ県に住むナジュラエ・リメールさん(19)は、兄に暴力をふるわれる。翌日、シャトー・ルナール町の憲兵隊支部に出かけたところ、彼女の方が不法滞在しているという理由で拘置され、その翌日、飛行機でモロッコのカサブランカに国外退去された(672号を参照)。国際女性デーにあたる3月8日、サルコジ大統領は「リメールさんが望むなら、フランスに受け入れる用意がある」と発言。最近になって、ロワレ県の新官選知事は「人道的な立場から例外的な措置として、1年間有効で更新可能の滞在許可証を発行する」とリメールさんに通知した。
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