今月の展覧会

●Autres Maïtres de l’Inde

Deux lézards Collection : Abhishek & Radhika Poddar

 インドの農村の部族社会に生きる、正統芸術から疎外された大衆アーティストたちの絵画、彫刻、オブジェ。会場の一部は、2001年の滞日中に37歳で自殺したJangarh Singh Shyamに捧げられている。7/18迄(月休)。
ケ・ブランリー美術館

●La voie du Tao
 タオイスムとして、フランスで注目度が高まっている道教に関する絵画、工芸品、文献。日本文化に深い影響を与えている陰陽五行道が展示品とともに説明されている。不死のシンボル、仙人伝説のコーナーもあり、幅広い教養が得られる展覧会。フランス語で書かれた固有名詞は、中国語の説明を見れば判別できる。
7/5迄(火休)。 
グランパレ 

●Paul Klee (1879-1940)
La collection dユErnst Beyeler
 バーゼルの画商だったベィエラーのコレクションから、クレーの晩年の作品を中心に26点を選択した。ジュート地に描いた油彩、デッサン、水彩。7/19迄
オランジュリー美術館

●Crime et Chatiment

Charles Louis Muller  “Lady Machbeth”
© RMN/Hervé Lewandowski 

 旧約聖書の時代から、フランス革命を経て20世紀前半に至るまでの犯罪をテーマに、西洋美術において犯罪がいかに扱われてきたかを探る。1981年にフランスで死刑制度を廃止したロベール・バダンテール元法務大臣の発案による展覧会。ゴヤ、ジェリコー、ロートレック、フランツ・フォン・シュトゥックなどの傑作揃い。6/27迄(月休)。
オルセー美術館   

●Meijer de Haan (1852-1895)


Meijer de Haan “Maternité”,1889
Collection particulière  © Droits Réservés

 夭折したオランダ人画家の、フランス初公開の作品群。ゴーギャンの友人で、ゴーギャンと共に装飾したブルターニュの旅館の内装の一部が展示されている。静物、風景、人物像に、画家の優しい視線が注がれている。
6/20迄(月休)。 
オルセー美術館

●Du Greco à Dalí. Les grands maîtres espagnols. La collection Pérez Simón


Collection Pérez Simón, Mexico
© Fundación JAPS
© Studio Sébert photographes

 メキシコの実業家でコレクターのペレス・シモンの収集から、スペイン人アーティストの作品をテーマ別に展示。エル・グレコのキリストの肖像を見るだけでも行く価値がある。ムリリョ、ピカソ、タピエス、ミロの作品も。
8/1迄(無休)。
ジャックマール・アンドレ美術館:
158 bd Haussmann 8e

*ポンピドゥ・センターの常設展が衣替え。4月からレベル5のスペース全体を1905年-1945年と1945年-1960年に二分し、新たに購入した作品も展示している。ル・コルビュジエに捧げる、建築とデザインの部屋も設置した。月休。