フレッドさんたちといく釣り体験リポート1/ ブローニュの森でブラックバス釣り
子供のころに釣りをして以来、いままで釣りをしていない。それにルアーフィッシングは、初めての経験。何の知識のないまま、釣り名人のフレッドさん、アルチュールさん、ダヴィッドさんと4人でブローニュの森にあるロンシャン競馬場の隣にあるロンシャンの池に車で行った。釣り名人というとおじさんをイメージしていたが、彼らは若者だったのでなんか親近感がわいた。普段、彼らはメトロとトラムを利用してこの釣りポイントまでくるらしい。気軽に行ける距離に釣りポイントがあるのはうれしい。当日は曇り天気で、風が強い天候。このような日は、魚を釣るのは難しいらしい。本当に、魚は釣れるだろうか?
今回のお目当てのお魚は、ブラックバス。ルアーフィッシングの王様といっても過言ではない。日本ではたくさんの湖にブラックバスは生息している。繁殖力が強いからだ。パリ市内ではブラックバス釣りといったら、このロンシャンの池らしい。月曜日の午後にもかかわらず、たくさんのストリートフィッシャーがいた。そんなに大きくない池なのに、なぜこんなに人がいるのだろうか? その理由は今年の初めに、フレッドさんたちが100kgのブラックバスを放流したからだ。そのことを雑誌やサイトで告知したので、今ではたくさんのパリのストリートフィッシャーが訪れる。まずはフレッドさんにブラックバスの生息場所を説明してもらった。障害物があるところ(木々、岩石など)、水が流れてくる場所などが狙い目。そこのポイントにいかに上手にルアーを投げ入れるかがバラックバスをヒットさせるコツだ。初心者は木々などにルアーを引っかけたりするので少々難しい。だが、自分の狙った場所にルアーがいくと、おもわずガッツポーズをとりたくなる。次のポイントはいかにルアーを本物の魚や虫に見せるように動かすかだ。これはルアーの種類によって変わる。ここはもう経験がものをいうところだろう。もう一つのポイントは場所によってルアーの種類を変えることだ。池の真ん中あたりを狙っている時は、魚の形をしたルアー、木々や障害物が多い場所は虫に似たルアーを使うなど。池の周りを一周したが、本当に何回もルアーの種類を変えていた。さすが名人! 悪天候にもかかわらず、ブラックバスをなんなくヒット! 引きの強いブラックバスがヒットした時の迫力は豪快だ。ルアーに食いついているところなどが見え、引き寄せるまでが戦い。残念ながら素人のボクは釣れませんでした。今度は絶対に釣るぞ!
バスベイトルアー、キラキラ光って魚のウロコのよう
みんなブラックバス釣りました。はいチーズ!
木陰はブラックバスのねらいめポイント
フレッドさんたちがパイプを沈めて作ったブラックバスの隠れ家