春になっていい陽気になると、街を歩いていると冷たい飲み物がほしくなる…。そこで耳よりなニュース。このほどパリ市は市民の健康増進のために、公道や公園、公共施設などに設置してある水飲み場にガス入りミネラルウォーターeau gazeuseとガスなしミネラルウォーターeau plateを4月1日から無料で供給することになった。つい最近も生活状況調査観察研究センターCREDOCの調査で、人が1日に摂取すべき水の量1.5リットルをフランス人の10代の14%、大人の27%しか飲んでいないという結果が出ている。市民が手軽においしい水を飲むことができれば、これはすぐにも解消されるだろう。これからはのどが渇いたら、水飲み場で、普通の水が飲みたい人は〈P〉、炭酸水の人は〈G〉のボタンを押すだけ。いっそのこと、冷えたビールのボタンもくっつけてほしい!(し)