楽しかったバカンスももう終わり。冬らしい冷え込みで厚手のコートに身を包み、伏目がちに早足で街を歩くパリジャンが目立つ今日この頃。おうちでまったりもしたくなるけど、冬でなければできないスポーツを楽しんで、年末の食べ過ぎを消化するのも悪くないかも、とパリの冬の風物詩である野外スケートリンクへ出かけた。今年はパリ市庁舎(3月9日までオープン)とモンパルナスTGV駅前以外にも13区のミッテラン国立図書館横(1月20日まで)、12区のベルシー総合スポーツセンター(屋内。金・土はDJつきで踊りながら滑れる!)、19区のパイユロン・スポーツセンター内(最新型リンクは年中オープン)などがあるが、私が初滑りに選んだのは市庁舎前。9時のオープンに合わせて到着したがすでに列ができている。入場は無料。スケート靴を5ユーロでレンタルし、いざ青空の下1050m2のリンクへ繰り出す。大勢の家族連れや友人同士で一杯だ。皆とってもいい笑顔で楽しいひと時を過ごしている。 隣接する12歳以下限定のソリ広場ではたくさんの子供たちの歓声と奇声が飛び交っていた。事故が起こらぬよう監視員が見張ってくれているので親としても安心だろう。私と言えば、久しぶりの氷の感覚にふらふらよろよろ、お邪魔になりそうだったので隣のミニリンクへ移動し子供に混じって練習に打ち込む。そうそう、週末の午前中には無料スケート教室も開講されているので、自信のない方は手ほどきを受けてからリンクデビューもよし。また金・土は24時までオープンしているので、ライトアップされた市庁舎をバックに滑るのも気持ちが良いだろう。(ミ) |
詳細はパリ市サイトでチェック |
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