ランジェリー ムード作りを 左右する 

 パリで下着屋さんに入ると、ひとつひとつがあまりにもセクシーで驚くことがある。それに一緒に選ぶカップルの姿もよく見る。みんなどんな基準で下着を選ぶの? サンミッシェル街にあるバーへ出かけて、この疑問に答えてくれる女性を探してみることにした。というのもこの〈Latin Corner〉では、21時になるとウエーターやバーマンが上半身裸になってセクシーなパフォーマンスをし、それに満足した女性客はチップの代わりに、つけていたブラジャーを置いていくという。そういえば店内のあちらこちらにブラジャーがかかっていて、なんともユニークな雰囲気を出している。カクテルも “Sexy Toy”、”Sexe Mental” などとドキッとするような名前が多い。”Rêve intime” を飲んでいた28歳のリジマックさんは2、3カ月に1度は下着を買いに行くという。
 「ベージュやピンクを中心に選ぶの。着心地良いものが好き、バックとサイドがひも状のGストリングは苦手」。彼氏と買いに行くの? 「ううん、私は一人で行く派。その代わり、買う前に打ち合わせするの(笑)。なるべく彼の好みに合わせるようにしているわ」。付き合ったばかりのころはいわゆる「勝負下着」をつけていた? 「もちろん! やっぱりムードづくりが大切」。フランスでは出会ってキスをすることでお付き合いを始めるという習慣があるけど、日本は言葉で確認する。日本の習慣をどう思う? 「すごくいいと思う、その方が紳士的! これからも彼氏のために下着選びには気を遣いたいわ」(穂)
Latin Corner : 27 rue de la Huchette 5e  
01.4354.1604 16h-2h。無休。