Parfums de musiques

 1899年に開園されたヨーロッパで一番初めにできたバラ園での野外コンサート。世界の音楽をテーマに6月の毎日曜日に開催され、今年のテーマは”Orient extreme”。邦楽から始まり、ベトナム、中国、モンゴルと続く。24日はモンゴルのウランバートルから、ホーミー(喉声)で有名なEnkhjargalが出演。2つの音階を同時に発声する特別な歌唱法が聞かれる。伝統音楽に加え、コントラバスも混じったオリジナル曲やモンゴルの現代音楽家の創作曲も演奏。100年以上も前の古 いバラから最新種など、年代別に紹介されている広大な園内で、香りと共に5感で楽しめるひとときだ。(尚)

6月17日/17h 中国。
6月24日/17h モンゴル。
La Roseraie : rue Albert Watel, Val de Marne
入園料3€。01.4399. 8280 
M。 Porte d’Italieからバス286番、”Eglise” 下車。www.roseraiedu
valdemarne.fr
●Cabelo branco a saudade
 『白い馬はサウダーデ』は、1992年に亡くなった名ファディスタ(ファド歌手)、アルフレッド・マルセネイロのヒット曲だ。「サウダーデ」は「郷愁」、「愛惜」、「孤独」などを意味するポルトガル語で、ファドの底に流れている心…。このタイトルのもと、国立サン・ホアン劇団のリカルド・パイスの演出で、今年82歳のアルヘンティーナ・サントス、75歳のアルシンド・ダ・カヴァリョ、アマリアの妹、セレステ・ロドリゲス、弱冠25歳のリカルド・リベイロなどが、ファドの名曲を歌う。ベルナルド・コウトが奏でる、ファドに欠かすことのできないポルトガルギターの響きも切ない。どこまでもファディストらしい衣装や、効果的な照明で、リスボンの下町が目に浮かんでくるようだ。(真)

22日/20h。24€/29€。
Cite de la Musique : 221 av. Jean-Jaures
19e 01.4484.4484 M。 Porte de Pantin