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G A L E R I E | ||
Ithemba ショールーム兼ギャラリー〈イテンバ〉は、アフリカのエイズ患者、特に社会から疎外されがちな女性を、アートを通して、経済、心理、医療面で支援している。責任者のシリル・ヴァレさんはもともと家具デザイナーで、自分のアトリエに2002年にイテンバを、翌年に非営利組織NPO “Dessine l’espoir” を設立した。 音楽家たちのエイズについてのメッセージを、アフリカ南部のエイズ患者の女性がTシャツに刺繍する。また、フランスのデザイナーがデザインした電球のランプを、彼女たちが手仕事で作る。これらの商品をイテンバを通して販売し、その売り上げでNPOが活動する仕組みだ。 昨年12月からは、”One month of love”と題した、コンドーム24個入りギフトボックスを販売している。24人のアーティストが個装デザインをした。フランスの若者にエイズにもっと関心を持ってもらいたい、とシリルさんは言う。ボックスの売り上げの一部はNPOへ。そのボックスのカバー作品の写真家、アンヌ=カトリーヌ・ベッケル=エシヴァールの最新作15点を4月2日迄展示。魚の頭が主人公のシリーズだ。(羽) |
Viaduc des Arts, 67 av.Daumesnil 12e |
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