地下鉄駅でのゴミ分別、定着するか? N° 596 2006-10-01 6月末にメトロのダンフェール・ロシュロー駅構内にお目見えした黄色のごみ袋。銀色メタルの普通のゴミ箱と仲良く並んでいるこのゴミ袋は、新聞・雑誌、ペットボトル、缶を分別するためのもの。 RATP(パリ交通公団)の駅構内で出るゴミは年間3000トン、半分はリサイクル可能のゴミだ。これを活用しようと、6カ月間のテスト駅に選ばれたのが ダンフェール・ロシュロー。成功すれば全駅に拡大される予定だ。ホームにあるのを一つのぞいてみると、けっこう入っている(指定外のゴミも入っていたけれ ど)。立ち止まって3分間迷った末に何かを捨てて行った人も目撃。日本ではお馴染みの駅でのゴミ分別。面倒なことがいやそうなフランス人の間で定着する か、成り行きに注目したい。 (し) Share on : Recommandé:おすすめ記事 11月21日の国鉄スト情報。 中学校教員殺害事件の公判が始まる。 前代未聞の〈マザン事件〉裁判始まる。 トラン・トゥ・ニャーさんの闘い − フランスで枯葉剤訴訟。 人気コメディアンの解雇と、揺れるメディアの自由。 広島・長崎の原爆語り継ぐ4日間、トゥールで開催。