おそるべし老舗の菓子店★★★ Stohrer

 歩行者天国となっている商店街モントルグイユにある、創業1730年というおそるべし老舗の菓子店へ。この店の創業者ストレー氏は、ルイ15世に嫁い
だ、ポーランドのスタニスラス王の娘付きの菓子職人で、有名なスタニスラス王の発明といわれているババ(サバラン)も実はこのストレー氏の作り出したお菓
子だそうだ。
 老舗中の老舗では敷居が高かろうと思いきや、近所の住民らはふらっとやって来ては菓子パンなどを買ってゆく。昔風の懐かしい雰囲気の店内には、ケーキ以外にもコンフィズリーや惣菜などが並んでいる。
 定評ある〈フレズィエ〉も捨てがたかったが、定番〈ピュイ・ダムール〉と白い外観が興味を誘った〈ヌメア〉(ともに3.5e)を買ってみる。ピュイ・ダ
ムールはカスタードクリームとパイ生地の極シンプルなケーキで素朴なおいしさ。クルミ入りの生地でパイナップルがのったヌメアはなるほど南国風のお味。次
なる機会にはやはりババを試さなくては! エリザベス女王やドラノエ市長と店主が写った絵はがきを売ったりしているのも愛嬌だ。(月)

51 rue Montorgueil 2e 01. 4233.3820 無休