★★★Sanseverino

 大きなイアリング、腕には赤いピーマンの入れ墨、鶏のような風貌のサンセヴェリーノは、男性歌手ではドレルム、ベナバールと並ぶヌーベル・シャンソンの旗手だ。グループ「鶏泥棒」からソロ歌手に転向した最初のアルバム “Tango des gens” のヒットで、昨年の音楽大賞でステージ部門賞を受賞。ナポリ出身の祖父譲りとも思われる血気盛んなステージと、下卑な口調で歌うロック・マヌーシュ。ジャンゴ・ラインハルトの閃きを感じさせるギター演奏はとにかく名人芸。今回も、鶏のようにギターをついばみ、黄金の爪で引っ掻き回すことでしょう(南)
28日/20h。23.10€/28.60€。
Olympia : 08.9268.3368
●ペライア、ブレンデル、ポリーニ
 現代を代表する3人のピアニストが相次いでリサイタル。7日はマレイ・ペライアで、ベートーヴェンのソナタ第8番、シューマンの幻想小曲集ほか。15日はアルフレッド・ブレンデルで、モーツァルトのソナタ第3番と第4番、ベートーヴェンのソナタ第30番ほか。23日はマウリツィオ・ポリーニで、シューマンの幻想曲作品17番にショパンのバラードほか。
開演はいずれも20h。18e~77e。
Theatre du Chatelet :
1 place du Chatelet 1er 01.4028.2840

●Jazz in Japan
 ”Jazz in Japan” も今年で5回目を迎えた。日本のジャズの多様さやレベルの高さに、フランスのジャズファンも注目。2日は、津軽三味線の名手佐藤通弘と佐藤通芳に、尺八の田辺頌山、タブラの吉見征樹が加わったグループ。3日はアレンジャー、キーボード奏者として多方面で活躍する久米大作に、サックスの梅津和時やベースの坂井紅介、打楽器の仙波清彦が合流。4日と5日は、山下洋輔のNYトリオ(ベースがセシル・マックビー、ドラムスがフィーロン・アクラフ)に、横笛の名人、籐舎名生らが加わり、日本のメロディーやリズムに近づいたオリジナル曲も演奏する。
いずれも20h30。12€/9/7(会員)。
パリ日本文化会館 :
101bis quai Branly 15e 01.4437.9595

●テイラー、オーネット、タウナー
 シャトレ劇場でもジャズ。25日は、ジョン・マクラフリンとシャクティもいいが(20h)、お目当てはジョン・テイラーのピアノソロ(23h)。26日は、オーネット・コールマン・グループ。今回はドラムス+2ベースのカルテットで楽しみ(20h)。ラルフ・タウナーのギターソロも必聴(23h)。
20hの回は10e~42e。23hは15e。
Theatre du Chatelet :
1 place du Chatelet 1er 01.4028.2840