L’Essentiel –新生パラディ通りでこれぞフランスの味を。

 北駅や東駅にほど近いパラディ通り。かつては食器店街として有名だったが、相次ぐ移転で寂しい様子になっているだろうと思いきや、「最近はシャレたレストランが次々とオープンしているわよ」という(君)情報。早速おすすめの店へ。
 ランチは12€で前菜+メインか、メイン+デザートを選べる。私は季節を感じる2品、アスパラガスの前菜と鶏肉と野菜のポピエットを、(君)はアラカルトから鴨胸肉のステーキ(12.20€)を注文。ワインはコート・ド・ローヌの1/4ピシェ(4.20€)にした。
 アスパラガスは、予想に反してフランス人が好む白でなく、グリーンアスパラが登場。ソースも単なるビネグレットでなくて酸味を抑えたふわふわのサワークリームベース。鮮やかな緑色が食欲をそそる。旬の幸せを満喫。
 鴨胸肉のステーキは、皮はかりっと肉はジューシーと焼き加減も見事で、付け合わせのポテトとあわせボリュームたっぷり。春野菜を鶏肉で包み焼きにしたポピエットはピラフ添え。甘みのあるやさしい味の野菜とキノコのソースがたっぷりとかかっている。じんわりとくるおいしさを堪能した。デザートにとったクレームブリュレ(4.50€)も、パリパリのキャラメルがけで幸せ気分のダメ押し。
 メニューにはエスカルゴやタルタルステーキ、黒ブーダンなど典型的なフランスのビストロ料理のエッセンスがぎゅうっと詰まっていて、どれもおいしい。梁をめぐらした内装は、田舎風の温かい雰囲気でくつろげるし、こぢんまりとしているが、地上階だけでなく2階にもテーブルがあるので、グループで食事をするにもいいかも。日本からはるばるやってきた友人家族を案内するのにもうってつけだ。(月)


鴨胸肉のステーキ

4 rue de Paradis 10e 01.4247.1734 
土日休(土:グループ予約可)