”C’est plus long par la Bastille ou par la République? – C’est kif-kif. バスチーユ広場を通るのとレピュブリック広場を通るのとどっちが近い? – 同じようなものさ”。この “kif-kif” はアルジェリア人が使うアラビア語が語源になっている。フランスが長い間マグレブ三国を植民地にしていた名残りで、フランス人のふつうの会話でもよく耳にする。”Tu préfère Mcdo ou Quick? – C’est kif-kif! キミはマクドがいい、クイックがいい?- どちらも同じさ!” ”Je suis né dans un petit bled. ボクは小さな村に生まれたんだ”。この “bled” はアラビア語で「村」という意味だが、どこか「さびれて小さな」というニュアンスがある。アルジェリア移民やその家族などが母国に戻るとき、彼らは謙遜してか、 “Je retourne au bled” ということが多い。(真) |