なが~い廊下にひろ~いリビング、 こんなアパルトマンに住んでみた~い。 SNCF:Saint Nazaire駅 徒歩5分。95m2。家賃約600EUR。

 ナントから60km。造船業で有名なサン・ナゼールに、今回のナント特集でお世話になった、英語の非常勤講師ステファニーさんと数学教師グザヴィエさんのカップルが住んでいる。どちらも高校の先生だ。一昨年前の9月にpacsの届けを出したが、お互いの仕事の関係で離れ離れに住んでいた。昨年の8月にこのアパルトマンを見つけ入居。今年の夏ごろに結婚する予定だそうだ。
 2階の彼らのアパルトマンの階下は、大家さん経営の靴屋さん。サン・ナゼール市街の中心地近くで買い物も便利そう。「市内であれば」という幅広い条件で探していたにもかかわらず、彼らが見つけたアパルトマンは、偶然にもステファニーさんのご両親の家の目と鼻の先だった。
 「実家の近くにこんなにいい物件を見つけられたのは本当にラッキー」。そのお陰で二人は頻繁にご両親の家に顔が出せるし、実家から愛犬のイクスを連れ帰ることもしばしば。広くてすっきりした彼らの家では、元気に駆け回ることもでき、イクスも大満足のようだ。
 動物好きな二人。リビングルームには金魚の水槽、そして台所では耳のたれた愛嬌あるbelierという種類のウサギを飼っている。ときどきはケージから出してやって部屋の中を自由に散歩させることも。家の中でちょこまかと動くウサギがいるのも面白い。もう少し気候が暖かくなったら、台所横の小さなベランダに引っ越しさせる予定だ。ベランダと呼ぶには小さな一角だが、ウサギのための餌やケージの中に敷いてやるわらなどが保存できて便利そう。実はグザヴィエさんは、ピラニアが飼いたかったが、ピラニアは小さいころから一緒に育った魚同士でなければ共食いをするというし、生活環鏡を整えてやるのも大変なので断念した。
 最近の困ったことといえば、中古で買った食器洗い機を運んできた時にあやまって落としてしまい、調子を悪くしてしまったこと。現在修理中で、復帰を心待ちにしているところ。
 実は現在妊娠中のステファニーさん。
6月には待望の赤ちゃんが生まれる。一層賑やかな家庭になりそうだ。(里)




フランスが誇るサン・ナゼールの港へ。
 グザヴィエさんとステファニーさんが車でサン・ナゼ−ルの港を案内してくれた。世界に名高い造船業の町サン・ナゼ−ルに来たからには、是非とも立ち寄りたい場所だ。
 町にはところどころに〈VILLE-PORT〉という標識が立っていて、その矢印をたどって行けば間違いなく港へたどり着ける。港では、豪華客船や潜水艦、船の博物館が見学できる。
 近くで眺める客船は、船というより一つの町をそっくり海に浮かべたようなもの。このような巨大な客船内部が見学できるのがEscal’Atlantic。L’Espadonでは潜水艦を、Ecomus仔では数世紀にわたるサン・ナゼ−ルの技術の進化を学べる。
 少し離れた造船所へも足を運びたい。というのも、昨年秋より造船中の世界で一番大きな豪華客船クイーンメリー2号を見ることができるからだ。
 夏になると夜でも客船が見学でき、港自体が色とりどりにライトアップされロマンチックなひとときが過ごせるそう。ナントから電車で約40分。ナントの観光局でもいろいろと情報が手に入るので、大西洋に面した港町サン・ナゼールまで足をのばしたい。(里)

*Escal’Atlantic : 0810.888.444