La Pince a sucre–「カリテ・プリ」の料理とシックな雰囲気。

 友人のヤンさんとリエさん夫婦の案内で、彼らのおすすめの13区にあるレストランへ。コースは昼も夜も同じで、3品で15。少々贅沢なアラカルトでもいいが、充分に満足できるとのヤンさんの言葉を信じてコースを選んだ。

 前菜に、リエさんはガトー・アンドュイエット、ヤンさんと私は根セロリとビーツと魚の薫製のサラダ、メインに、ヤンさんは鯛のグリルのアネット風味、リエさんと私は豚のフィレ・ミニョンのビール・ブレゼを頼んだ。

 ワインは、ヤンさんが「面白そう」と選んだブルゴーニュのエピニュイユ(18€)を試してみることに。

 前菜は軽めにしようとサラダを頼んだのに、こんもりと盛られた根セロリの山に唖然。ガトー・アンドュイエットのほうは、ちょうどジャガイモとひき肉のグラタン、アシ・パルマンティエのひき肉の代わりにアンドゥイエットを細かくして入れたようなもので、胡椒が効いたボリューム満点の前菜だった。

 ワインは、ブルゴーニュらしく軽く繊細なのどごし。これならメインの豚肉とも魚のグリルにもぴったりだ。

 メインはどちらの皿も意外にシンプルな味付け。つけ合わせはネギや芽キャベツ。普段の食卓にはのらないものが食べられるのも嬉しいものだ。料理は全体的に塩分が強めなのでワインが進む。

 デザートは、オレンジとサヴァランのチョコレートソース添え。甘さ控えめのサヴァランにオレンジが添えられていて爽やか。15€のコースは日替わりなので、また来るのが楽しみ。(里)

東京の「ヌキテパ」というレストランで半年働いたこともあるジャン=ミシェルさんとシェフのフィリップさん。


*57 rue Corvisart 13e 01.4331.8173
土昼・日休み