フランス・ギャルさん(55)は、1965年のユーロビジョンで “Poupée de cire, poupée de son” を歌って優勝。このシャンソンは国際的ヒットになり、日本語でも「ワタシはユメみるシャンソンニンギオ…」と可愛らしい舌足らずで歌って、たちまちアイドルに。その後も数々のアルバムを出してきたが、最近は新盤も出していないし、舞台からも遠ざかっていた。「いろんなことがあったけれど、私から望んだことは一度もない。16歳でデビューして、もう55歳なのよ。ずっと言ってきたことだけれど、年とった歌手には決してならないでしょう」 ところが、昨年後半からテレビの番組に登場したり、彼女についてのドキュメンタリーが放映されたりで脚光を浴びている。それは、彼女にも曲を書き、作曲家、歌手としてヒットメーカーだった夫のミシュル・ベルジェさんの10回忌を記念するため。「私は世界でいちばん幸せな妻で歌手だった…」 彼女の父は、アズナブールに『ラ・マンマ』などを書いた作曲家。(真) |
![]() “Mais après tout ce qui m’est arrivée je n’en ai jamais eu envie! J’ai commencé à 16 ans, j’en ai 55! J’ai toujours dit que je ne serais jamais une vieille chanteuse.” |
