地上波デジタルテレビ(TNT)

 高等視聴覚評議会(CSA)が中心になって開発が進められた地上波デジタルテレビ(TNT= Television Numerique Terrestre)が、3月31日より本格的にスタートする。衛星を使ったBSデジタルとは違い、従来のテレビ同様UHF帯を使用するため、パラボラアンテナを設置したり、ケーブルを敷設する必要がない。屋根の上に据え付けられた従来のテレビアンテナでキャッチされた電波を、デジタルチューナーで変換するだけで、デジタルならではの高品質の画像と音声を楽しむことができる。日本ではすでに約500万世帯が利用。英国、ドイツ、スペインなどでも実現化されていて、これで、フランスもようやく遅れを取り戻した。
 このTNTを受信できるのは、当初は、パリ、パリ郊外各市、ボルドー、マルセイユなどに限られているが、9月からはフランス全国の約50%の範囲で受信できるようになる見込みだ。
 従来の受信料で、これまでの6局に加えて、新たに誕生する5局の番組を楽しむことができるのも、地上波デジタルテレビの魅力だ。France 4は音楽中心で、フランスで行われる主なフェスティバルをカバーする。W 9は、M6系で若者中心のプログラム。NT 1は、子供向けのアニメから大人向けの番組まで総合局を目指すという。Direct 8は環境を中心に社会問題を主に取り上げる。NRJ 12は、同局のラジオ同様、ロックやポップス中心。
 さてこのTNTには専用チューナーadaptateur TNTが不可欠だ。80€位から500
位までさまざまなタイプが出回っている。今年のノエルぐらいにはかなり値が下がりそうだ。チューナーを二つ内蔵しているタイプ “double tuneur”(180~)なら、ある局の番組を観ながら同時に他局の番組を録画できる。録画する機材を持っていない人は、ハードディスク内蔵チューナー(300~)を購入するといい。(真)

詳細はwww.tvnt.net(フランス語)


 

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