今回は趣向をかえて、本の紹介ではなくて本屋さんの紹介。 いい本屋さんとは? 平積みにしてある本の選択がよい、売れそうな本だけではなくて、店主や店員のお薦めが光る。探している本がすぐにみつかる。そして店員さんが親切で本に詳しい。 パリには専門書店から、中古専門、セーヌ川沿いのブキニストまで、いろいろな本屋さんがあるが、その中でも一般的でありながらも「いい本屋」さんを二軒セレクト!(樫) |
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●Librairie Compagnie パリ第四大学の目の前にあるこの本屋さんは、場所柄、人文系の品揃えが充実。ショーウィンドーも文庫、ハードカバー新刊、哲学・歴史、専門雑誌、そしてテーマにそったウィンドーがあり、ウィンドーショッピングをするのにもよい。店内では平積みに多くの場所をさいてあり、その並べ方もよい。入ってすぐは文芸関係が並ぶが、一階の奥にはアート系の本も場所は少ないが洗練された品揃えだ。そして地下には哲学・心理学・社会学の専門書とバックナンバーも含めたあらゆる専門誌がおいてある。時々作家をよんでのサイン会なども開催している。 -58 rue des Ecoles 5e 01.4326.4536 |
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●L’Arbre a lettres 現在パリに三店舗あるこの本屋は、いずれの店舗もこぢんまりした構えだが、上記の本屋がやはり「大学」っぽいのに対して、落ち着く感じのいい本屋だ。店舗によってというより店主によって品揃え、並べ方がかわっているのがわかる。特定の本を探しにいく、というよりも、ちょっとなにか読みたくなって行ってみたらきっと何かみつかりそうな、そんな本屋さん。この本屋独自の木の葉のしおりもよい。 -33 bd du Temple 3e 01.4804.7652 -2 rue Edouard Quenu 5e 01.4331.7408 -56 rue Fbg St-Antoine 12e 01.5333.8323 |
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