Le Sot l’y laisse–ていねいな料理、おいしいワイン。

 おいしいという評判を耳にはさみ、友人と出かけてみたら、昔のカフェを改造したような店内は、平日のお昼ごはんだというのに満席。お昼には、メイン+アントレまたはデザート(11€)、アントレ+メイン+デザート(15€)というコースがあり、二人とも11€ のコースにした。
 前菜に友人は〈カボチャのクリームスープ〉、ぼくは〈ポーチドエッグ、アンチョビーソース添え〉。スープの方はこってりとした作りで、浮いている生ハムがカボチャの甘みといいアクセントになっている。ポーチドエッグの方は、フォークで突っつくと黄身が溶けだしてアンチョビーソースと混じり合い、みごとな風味。ソースにはレンズ豆も入り、歯ごたえがあるのもうれしい。南西地方のものを中心に地ワインが揃っているが、ミネルヴォワを半リットルのピシェ(14..8€)で頼んだ。99年ものなのに、もうタンニンの角がとれてまろやかなコクがある。
 メインに友人は〈Poitrine de porc fermier caramelisée 豚肉の照り焼き〉、ボクは〈Dorade poêlée タイの焼き物〉。”fermier(農家産)” 豚のアバラ肉は、なるほどしっかりとした肉質で、ハチミツの風味がきいている。ネギやニンジンをさっと炒めたものが付け合わせ。おろし身のタイは、皮がカリッと焼かれ、塩加減もちょうどよかった。

 デザートの〈フロマージュ・ブラン〉も味見させてもらったが、フランボワーズのクーリがかかり、さっぱりとしたおいしさだった。

 メニューは週に2、3回変わっていくし、。お店の人もとても親切だし、またまたおすすめのワインバーです。(真)

*70 rue Alexandre Dumas 11e
01.4009.7920(夜は予約した方が無難)
土曜昼・日曜休み