マリリーズ・ルブランシュさん Marylise Lebranchu一難問を抱えてがんばる司法相。

 保釈中の男が警察官2人を射殺したことなどから、ギグー法(容疑者の無罪推定を保証することが柱になっている)は見直すべきでは、という国民議会の保守党議員の質問に、「この法律にはあなた方も賛成したし、司法界近代化を妨げているのはシラク大統領」と毅然と答弁したマリリーズ・ルブランシュ司法相(54)。
 エリート校出身がほとんどの閣僚の中にあって、ルブランシュさんは、ブルターニュ地方で地道な政治活動をやりながら、実力を蓄えてきた。「大臣になると偉くなったような気になり、煮ても焼いても食えないようになるのが多いのに、彼女はちっとも変わっていない」と、その目元に笑みの絶えない実直な人柄が、同僚の社会党議員たちの間でも評判がいい。自分に一票を入れてくれた人たちに恥ずかしい思いをさせたくないと、最近は化粧にも気を配るようになってきたというが、仕事一途、ぼさぼさ頭で大臣室のソファーで仮眠をとることもしばしば。(真) 

“Elle n’a pas changé quand tant d’autres ont pris la grosse tête et sont devenus imbuvables”