華やかなカトリネット帽子コンクール。

 11月25日の聖カトリーヌ祭は日曜日だったので、翌日の月曜日を待って開催された「カトリネット帽子コンクール」の会場へ。帽子を被ってシャンゼリゼ劇場に集まった、およそ200人のお嬢さんたちはまさに咲きそろった花。この号の表紙に登場している生徒さんたちの顔も見える。その多くの若き乙女たちがイベントに燃える様子といったらそれは賑やかで華やかで…めまいがするようでした。
 10年前から、8区のモンテーニュ通りとフランソワ一世通りの商店組合「モンテーニュ委員会」は、フランスのモードの振興・発展のために、カトリネット帽子コンクールを開催していますが、今年は、パリ2区と共催でいっそう華やかです。2区には、昔から縫子さんたちの仕事場が多く、このお祭りも盛んだったのだそうですが、区長が代わってからイベントがなくなり、8区に合流しました。
 日本では一昔前に「クリスマス・ケーキ」なんていう表現が流行って、25歳を過ぎた独身女性は《売れ残り》扱いされたものですが、カトリネットたちは「女25、まだまだこれから」を証明しているかのようでした。(穂)

コンクールの観客(というよりは女応援団)から拍手の嵐が巻きおこったカメレオン帽子。



ユーロのコインと、後ろに伸びているのは「豊穣の角」。角は豊かさを
あらわすシンボル。 


大きさと奇抜さに偏りがちな
帽子のなかで、こんな髪飾りに出会うと新鮮。



ランプ・シェードを再利用した帽子は、バービー人形が乗っていてもどこかベトナム風? 今日のために、ドレスまであつらえました。



腰まで垂れる帽子は、ラップを巻いて青虫の肌の質感をうまく出しています。帽子もさることながら、彼女の美しさにふるえてしまった。


ミス・サボテン。



小粋な帽子には、
愛する人の頭を支えるためのお皿がついている。