通りの舗石を敷き直す。 


トントントン、舗石を金づちで叩きながら並べていく。
背中を曲げたままの辛い仕事です。
ベルヴィル駅に向かって坂道をぶらぶら下っていたら、トントントンという乾いた音が響いてきた。僕らが大好きなワインバー「バラタン」がある20区のジュイ・ルーヴ通りで、舗石pavezoをあたらしく敷き直しているところだった。

といっても、なかなかの大工事。まず、今までの舗石を全部掘り起こして取りのける。土台に当たる地面をロードローラーなどで整備する。舗石の高さがきれいに揃うように必要な砂を新しく入れる。十字に張りわたされた糸を目安に一つ一つ舗石を並べていく。舗石と舗石の間に漆喰を入れる…。

1968年5月、カルチエ・ラタンにバリケードを築いた学生たちが、舗石をはがして機動隊に投石したことはあまりにも有名。70年代になって、三色のリボンで結ばれた舗石が、”Mai 68″ のスーヴニールとし て売りに出されたくらいだ。

車が通るときの騒音がすごいということなどで、舗道は減る一方だったが、最近になって観光客の多い歩行者天国などでリバイバルしている。

この舗道はサイクリングにとっては大敵。1分も走ると背中や腰が痛くなる。春一番の自転車レース〈パリ—ルーベ〉は、舗道数十キロを走破しなければならない難レースとして知られている。

ジュイ・ルーヴ通りの工事は、予定では

5月まで続く。今年のパリ祭には、新しくなった舗石の上でワルツやジャヴァの輪が広がることでしょう。(真)

きれいに並んだ舗石!
ざっと数えてみたら1m2に約50個。。