Le Loup Blanc–珍しい葉っぱ類が料理を引き立てる。

レ・アールからほど近く。中近東や地中海沿岸地域に原産の葉っぱが、料理の隠し技となるこのお店。常連とゲイグループの牽制に負けずに足を踏み入れる。
 まず、甘いお酒好きの私はウォッカ・フローズン (38F)。葦のシロップとミルクの味がまろやかに広がる。レモンの黄色と氷のかけらが輝き、見た目も可愛い。
 ほろ酔い気味になったところで、早速メインに突入。このお店では、まず肉料理か魚料理かを選択することになっている。各5種類から選択可能だ。
 悩んでしまう人は、肉なら鳥、豚、牛がすべて食べられるMixte loup blanc (付け合わせ2つ付きで75F)、魚ならスズキや貝や海老などが混ざったMixte Mer (付け合わせ2つ付きで79F) がおすすめ。肉と魚は、マリナードといって、素材に合わせ、ワイン、ヨーグルト、醤油、ビール、そして自慢の葉っぱ類Sumac、Carvi、Sarrietteなどが入った漬け汁に浸された後、グリルされる。
 付け合わせは7種類のうちからお好みで選ぶ。私は、歯ごたえのあるツブツブのキノアの種Quinoa aux légumes croquantsと、カレー風味のコーンのピュレCreme de maisに。お肉に付けて口に含むと、重層な味が溶け合う。盛り付けと味の繊細さが、どことなく自然食レストランを彷佛させる。デザートのティラミス (32F) にも心ひかれたが、もうお腹は大満足。よくある “おいしいけど食べた気がしない” 自然食レストランとは、やはり違うのであった。(瑞)

*42 rue Tiquetonne 2e 01.4013.0835

19h~深夜。無休。日曜は11時からブランチ有