ツール・ド・フランス

ツールの裏話
◆ 賞金
優勝すれば、4千万円くらいの賞金が入る。しかし、この賞金はチームで分配されるので、3週間走り抜いた割には、相当低い金額になる。けれど、ツールに勝てば、契約更改時の年俸が大きく上昇する。CM出演や講演など金銭的付加価値は膨大。アームストロングも1時間の講演料が1千万円!という噂が、まことしやかに流れる。ところが、ほとんどの選手は年収1千万円以下。
◆ 食事
ツールの選手は1日に7000カロリー消費するといわれる。こんな選手の食事は、炭水化物や糖分が多いものが主流。朝食はパスタやコーンフレークのような、消化が良い食品。そして、走行中に補給地点で渡される食事はコーラやケーキ、果物など甘そうな物ばかり。
◆ 出る物は出る?
走行中にオシッコをもよおした時が戦略に関係なければ、自転車を降りてサッパリ。しかし、タイムが気になれば、乗車のまま曲芸のように出す。ところが組織委員会に見つかれば罰則がある。厳しい!追いかけるサポートカーも、生理現象がくれば沿道に駐車して用を足す。
◆ スポンサー
ツールの運営はスポンサー料とコースを誘致した自治体の負担金、放映権で賄われる。多額の資金を負担したスポンサーは見返りとして、キャラバンと呼ばれる宣伝隊を組織し、コース上でくまなく製品をPR。このとき、粗品を配るのだが、まるで豆まき。小はシールやバッジ、大は帽子やナップザックまでありとあらゆる商品がばらまかれる。粗品目当ての観客もいるぐらい、宣伝隊は重要な脇役になっている。
◆ 裏方
ツールの主役は選手だが、裏方の支えあってこそ厳しいレースを走破できる。代表的なのがマッサージとメカニック。選手の厳しい注文に応じる。昨年はイタリアのカンティナトッロ・チームで2人の日本人が活躍し、話題を呼んだ。
◆ 薬物不正使用
一説によれば、世界最初のドーピングは自転車競技から始まったといわれるくらい自転車と薬の関係は古い。ツールも例外ではなく”必要悪”として、罪悪感が薄いまま使用されてきた可能性が高い。「水とコーラではツールは走れない」と断言してはばからない選手も多く、薬物使用は日常化していたのかもしれない。そんなツールに1998年、激震が走った。大物選手が続々、ドーピングで司法当局に連行されたからだ。ツールでは毎日ゴール後に成績上位者及び抜き打ちで数名、検査が行われる。しかし、年々巧妙になり、最近問題になったのが増血ホルモン。もともと尿中に存在する成分だけに、どこまでがドーピングか線引きに苦慮している。昨年のツールは前年優勝のパンターニが出場辞退。フランス人期待の星、ヴィランクも大会直前まで嫌疑をかけられ出場が危ぶまれた。


 


食料補給も大切な仕事。走る選手に曲芸のように食料袋を渡す。


麦畑で仲良く。


イタリアチームのマッサージ担当は日本人。チームの評判は上々だった。


ゴール横の専用車で
ドーピング検査。


全レースが終わり、
待ちかねていた恋人とキッス。

 

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