地下鉄の階段、重たい鞄で途方に暮れている美女。張り切って助けると”Merci infiniment.” などとお礼をいわれるでしょう。そしたら すかさず “Je vous en prie.”と答えるのが礼儀。肩や腰が痛くなったとしても笑顔です。”…C’est la moindre des choses. (当たり前のことをしただけですから)” というニュアンスが隠されています。 “Il n’y a pas de quoi. お礼されるほどのことではありません “と答える人もいる。僕はつっけんどんに “de rien”と答えて後悔することが多い。年上の人や見知らぬ人には “Je vous en prie” と丁寧に答えたい。間違ってお巡りさんのごとく “A votre service 職務ですから” と答えると、次はもっと重たい鞄を平気で持たされるから気をつけましょう。