(稲) |
OVNI 419 : 1998/7/1
|
モード写真とルポルタージュ写真は一見、両立がむずかしそうだけど、フランソワーズ・ユギエは二刀流。マリー・クレール誌で彼女の作品を見た後、リベラシオン紙を広げると彼女撮影の歌手の肖像が載っていて、本屋にはワールド・プレス写真賞に輝いた「ベーリング海峡への旅」が並ぶ、という具合だ。幼いころベトナムにいたこともあってアジアには馴染みが深い。以前エスパス・ジャポンでも日本で撮った写真を展示した。 (美) ● Andre DELUOL〈彫刻〉 1909年生れ。ギリシア彫刻の感化を受ける。1940~50年作品。7/22迄 Galerie J.L.Danant : 36 Av Matignon 8e ●アレクサンドリア展 古代エジプトの首都アレキサンドリアの栄光と近年の発掘品。7/26迄 プチパレ ●エジプト〈写真展〉 古代エジプトの建築美をAllen、Bouchart、Ruwedelら 3人の写真家が撮影。 7/25迄Mona Bismarck Foundation : 34 av de New York 16e (日月祭休) ● J.E.LABOUREUR (1877-1943) キュービスムとアールデコが融合する版画作品。美術界では隠れた存在。7/25迄Jadis et Nagu俊e : 166 Fbg St-Honore 8e ●アトリエ・モレ50周年記念 パリ版画月間にちなみ作品紹介とデモンストレーション。7/27迄 21 rue Lhomont 5e (15h-19h30、日休) ●W杯をテーマに70人展 70人の画家が描くサッカー。7月末迄 Galerie E.Navarra :16 av Matignon 8e ●アフリカ〈写真展〉 19世紀以来ヨーロッパ人がカメラに収めてきたアフリカを年代順に展覧。8/23迄Maison Europeenne de la Photographie : 5-7 rue de Fourcy 4e (月火祭休) ● COCTEAU / BERARD / J.HUGO 同世代作家 3人のデッサン・水彩・リト・陶器・宝石・写真等。9/15迄 Galerie A.Colette : Palais Royal公園回廊 No.155 (火~土、14h30 -19h) ● Max BILL / VANTONGERLOO〈抽象画〉 スイス人画家・彫刻家・建築家 Max Bill (1908 – ) は色の造形美を追求し、金属を使った彫刻とともに美術と建築との融合に努める。Vantongerloo(仏1886 – 1965)はオランダのデ・ステイル運動にモンドリアンらと参加。白地に曲・直線を配した作品で有名。7/31迄(8月休)、 9/1~26日 Galerie Denise Rene : 22 rue Charlot 3e (火~土、14h-19h) ● Eugene OGE (1861-1936) 古き良き時代の夢あるポスター。 8/1迄 Bibliotheque Forney :1 rue du Figuier 4e (火−土、13h30 – 20h) ● Diego RIVERA / Frida KAHLO Rivera(1886 – 1957) はキュービスムを経てセザンヌに傾倒。メキシコ革命を描いた壁画で有名。彼の妻 Kahlo(1907-54)はポリオ患者ながら共産党員として民衆と闘い、死と生・自然をシュールな筆致で表現。二人の回顧展。9/30迄 Musee Maillol : 59 rue de Grenelle 7e 火休 |
|
||
|