ジャン=ピエール・シュヴェヌマン N° 415 1998-05-01 ジョスパン左翼連合内閣のシュヴェヌマン内務大臣は、社会党の左派リーダーで、今年58歳。どの内閣でも国家警察の長、内務大臣は憎まれ役のようだ。保守内閣時代同様に、不法滞在の移民を力づくで民間機に押し込んで送還している内務省のやり方に対し、移民支援団体、緑の党、共産党の一部が立ち上がり、ロワシー空港で強制送還阻止運動が繰り広げられているが、これに腹を立てたシュヴェヌマン内相は、4月1日、「外国のグループに操作された極左の一部の連中が、極右が言いふらしていることを実際にやっている」と非難。パスクワあるいはドブレ前内相の口調に共通するこの発言で、左翼連合に深いヒビが入ってしまった。4月8日、国民議会で移民法の採決が行われたが、共産党は棄権、緑の党の5人と共産党の1人は反対票を投じた。(真) “les petits groupes d’extrêmes gauche, instrumentes par des formations étrangères, qui font le jeu des thèses véhivulées par l’extrême droite” Share on : Recommandé:おすすめ記事 フランスにもいたオモシロ候補。 冬空や青い目玉で五七五! 「人間的な、あまりに人間的な」 ブリュッセルからシャンソンの新風が。 初の依頼人はドンキホーテ? 念願のウィンブルドンで優勝。