Pardon ! N° 414 フランス語連載コラム 1998-04-15 人の足を踏んでしまったら、すかさず “Oh, pardon!” あるいは “Excusez-moi” と謝りたい。7区、16区の人なら “Veuillez m’excuser” と上品に謝るだろう。最近、”Je m’excuse” と謝るフランス人が増えたが、これは間違いです。人に痛い思いをさせて、自分で自分を許してしまうのは不届き。地下鉄で人を押しのけながら下車したり、映画館で人の前を通って座席についたりする時など、優しく “pardon” を連発したい。話中に、アクビやクシャミが出たら “Oh, pardon !” だが、ついオナラが漏れてしまったような時は、知らんふり。謝られたら、相手だって “A vos souhaits !” とはいえないし困ってしまう。相手の言ったことが聞きとれない時は、 “Pardon?” と語尾を上げながら聞き返しましょう。 (真) Share on : Recommandé:おすすめ記事 フランスではすきっ歯は「幸福の歯」です。 耳たぶが折りたためるほど長いのは…? 「日本人が首を横にかしげながら話す様子が好き」 甘く、渋く、硬いもの…それはなあに? 誘惑が増えそうな危険な季節の対処法…??? フランス人には「疲れ目」がない。