2018年、あなたにとっていちばんの出来事は?
アドリアン・プチくん (10歳)
小学5年生 (CM2)
僕はサッカーをしてるので、W杯のフランス優勝が一番嬉しかった!家族や友達と一緒にいっぱい応援したんだ。今年はオンラインゲーム「フォートナイト」でもたくさん遊んで楽しかった。2019年に願うこと?…1月のガレット・デ・ロワを食べる時、絶対、王様になりたい。
エリザ・プチさん (14歳)
高校生 – Seconde(第2学年)
「黄色いベスト」運動は驚きました。建物や車を破壊する人がいるのは残念です。来年はテロなどのない平和な年になってほしい。日本に旅行に行ったのはよい思い出。お弁当が美味しかった!また日本で食べたいです。
バンジャマンさん
青少年スポーツ指導員(公務員)
「Gilets jaunes 黄色いベスト」運動に11月17日から参加しています。公共交通手段がない地方や郊外に暮らす人には燃料税の引き上げは切実な問題。医療など公共サービスがなくなった「行政が見放した地域」の人たちがより苦しむ構図になっています。あと、郊外では特に、非白人が白人より警察の取り調べをより多く受けるという差別問題、取り調べで若者が命を落とす事件がまだあります。公正な裁きを求めます。
ドミニク・プルドムさん(64歳)
定年退職者 ブルターニュ在住
2年前にカンボジアで事故に遭い、生死をさまよった娘が今年赤ちゃんを授かったこと。初孫です!命の尊さを感じる一年でした。また環境問題に関わる政治的動向からは目を離せません。この問題をわたしたちが個々の生活の中でどのように捉えるかも大切です。
エリック・ファーユさん
小説家、記者
6月12日の金・トランプ間の米朝首脳会談が開かれ、極東での緊張緩和と非核化への希望が生まれるかに見えたものの、結局何も変わらなかったこと。この手品師のショーのような出来事は重要だと思いました。「メディア的一撃」が世を動かす基盤となった、今の私たちの時代独特のものだからです。トランプは中間選挙を控え外交の勝利をアピールしたかったし、北朝鮮はアメリカに対して譲歩すると見せながら時間を稼いだり…していましたね。
アンヌ=ロール・ヴィアルさん(48歳)
書店「Ici」の共同代表
パリ市内に独立系の書店をオープンさせたことは大きな喜び。出版業界内では、アシェット社がラ・プラージュ社を買収するなど、大手による出版社の買収が続きました。何事も権力の集中はよくありません。この傾向が落ち着くことを願っています。