自らが公約として掲げた年金改革に対する抗議活動でクリスマス休暇の交通が混乱するなか、マクロン大統領は、大統領の年金も改革する意向を示した。現在コートジボワールに外遊中の大統領がル・パリジャン紙に語った。
1955年の法律により、大統領には任期を終えた時から生涯月額6220ユーロが、年齢、任期の長さ、ほかの収入などとは関係なく支給される(ちなみにマクロン大統領は12月21日に42歳の誕生日を迎えたばかり)。そして大統領は、任期が終わると自動的に憲法評議会の終身議員となるため、その手当13500ユーロが支給される。
現在マクロン政権が進めようとしている年金改革では、職業により定められている42の特別年金制度を一本化する「普遍化」を掲げている。1955年に定められた大統領の年金も、今後はすべての職業と同じようにポイント制にするしている。