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ドノルマンディー農業相は、採卵鶏の雄ひよこの殺処分を来年中に禁止すると明らかにした。雄ひよこは卵を産まず、食肉用としても成長が雌より遅いため、養鶏業界で広く殺処分されている。フランスでは年間5千万羽が粉砕機やガスによって処分される。農相は孵化前の卵の段階で処分できるよう、卵の性別を判定する機械の導入を孵化業者に義務づける政令を策定する。機械導入投資の40%を上限として総額1千万€の業者への補助金も支給する。来年1月からは麻酔を使わない雄ブタの去勢(肉の臭い消し目的)も禁止する方針だ。
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