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欧州人権裁判所は、スイス政府が気候変動対策を十分にとらず国民の生活や健康を脅したことは欧州人権条約違反との判決を下した。訴えを起こしたのは同国の女性約2500人で、政府の無策により地球温暖化が進み、自分たちの健康や生活が悪影響を受け、生活の質や幸福を侵されたと主張。気候変動対策に関して国民の人権が侵されているとして国の過失を認めた国際裁判所の判決は初めて。同国与党はこの判決を受け入れがたいとし欧州理事会脱退を求めた。仏市長の同様の訴えは当事者でないとして却下された。
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