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高レベル放射性廃棄物貯蔵所建設予定地であるムーズ県ビュールで、約300人が建設反対デモを行った。建設予定地の森に入ろうとしたデモ隊を500人の憲兵が催涙ガスなどで阻止した。この森林地帯220haは放射性廃棄物管理公社(ANDRA)が地元自治体から買収し、貯蔵所建設を予定している。2016年夏から反対派が買収無効の法廷闘争や森に小屋を建てるなどして抗議運動を展開していたが、17年4月の強制排除命令判決を受けて、今年2月22日に500人の憲兵が占拠者を排除。同貯蔵所は2026〜27年操業開始の予定だ。