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オルヌ県の刑務所で、ミカエル・シオロ服役囚(27)とその妻が看守をナイフで襲うテロが発生した。家族面会室で妻がセラミック包丁で、囚人もナイフで看守2人を襲い、ストラスブール・クリスマス市のテロ犯の「復讐」を口にした。看守2人は負傷したが命に別状はない。
特別介入部隊の突入で妻は射殺、囚人は軽傷を負った。囚人は2010年にイスラム教に改宗し刑務所で過激化。安全設備の充実した同刑務所だが、看守への暴力事件が何度か起きており、看守組合は安全強化と手当増を求めて刑務所を封鎖している(12日現在)。