◆ メッスの特産品に舌鼓
◆ ミラベル、キッシュ、ワイン
ミラベルは世界生産の70〜80%がロレーヌ地方産。タルト、ジャム、瓶詰めミラベル、オー・ド・ヴィ(蒸留酒)などに変わる。16世紀に生まれたキッシュ・ロレーヌはあまりに有名だが、やはり現地で食べると絶品だ。ピノ種やオーセロワ種由来のモーゼルAOCワインも人気が高い。
◆ 見て食べて満足の屋内マルシェ
大聖堂脇の屋内マルシェは新鮮な食材が揃う。活気あふれるスタンドで昼食もとれる。「Chez Mauricette」は店主モリセットさんもテキパキ働く地方の名産品を集めた人気店。ハム、ソーセージ、チーズ、ワインが絶品。シャルキュトリーのプレート7€ (ワイン付き9€)。
◆ 他にもメッスの歴史を感じられる場所
◆ サン・ルイ広場
回廊が美しいイタリア様式の建物が並ぶ広場。13~14世紀の面影を残す。かつてはヨーロッパの商人で賑わうマルシェがあり、商品保管用の地下室に続くドアが建物正面に残る。「交換広場」とも呼ばれ両替店が軒を連ねた。今は雰囲気の良いカフェ・バーに市民が集う憩いの場だ。
Place Saint-Louis 57000Metz
◆ クール・ドール博物館
1839年創設。古代メッスを発見したければここ。2世紀頃の浴場跡が地下に残る。ガロ=ロマン時代から始まり中世建築部門、芸術作品部門などで構成され、42に細分化されたスペースを持つ。ドイツ併合時代の都市開発時に発掘された遺跡も数多く所有する。大聖堂から至近距離だ。
Musée de la Cour d’Or : 2 rue du Haut Poirier 57000 Metz