4/24
インド洋の仏海外県マヨット島で仏警察によるスラム解体と犯罪組織掃討作戦が始まった。同島では約10年前から隣のコモロ、マダガスカルなどからの移民が増え、約35万人の住民のうち半分は外国人。近年はスラム街の劣悪な生活環境や治安悪化が問題になっていた。仏政府は1800人の警官を動員してスラム解体と移民のコモロ送還を開始したが、コモロは送還船の着岸を拒否。マヨットの裁判所は25日、1つのスラムの強制退去を違法として差し止めたほか、警察と地元若者の衝突も起きており、作戦遂行は難航しそうだ。
Recommandé:おすすめ記事