今朝、パリ、ポルト・ド・ヴェルサイユで、2年ぶりの農業見本市が始まった(3月6日まで)。マクロン大統領はテープカットの前に、20分ほどの演説を行った。
大統領は、コロナ禍の最中も食料品が絶えず供給されたことに対し農業関係者に感謝をのべた後、ウクライナでの戦争に関連して、今後農業分野に影響が出ること、それはワインなどの輸出にも及ぶこと、エネルギー価格の高騰で農業生産資材などコストが上がること、この戦争が長期戦となるため準備が必要であること、また、政府はそのための農業支援策を準備していることなどを述べた
農産物の対露輸出で世界9位のフランスはロシアによる報復制裁も危惧している。
大統領は平常時なら開会の後も見本市を見学し、フランス全土からやってきた農業関係者と交流するのが常だが、今日はウクライナ情勢対応を続けるためにエリゼ宮へ戻り、カステックス首相とドノルマンディー農業相が見学を続ける。
Salon international de l'Agriculture
Adresse : Paris Expo - Porte de Versailles, 75015 Paris , Franceアクセス : Porte de Versailles
URL : https://www.salon-agriculture.com
会期中は無休、9h-19h。15€/8€(6〜12歳)/6歳未満無料