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生態系を利用した農業を目指すアグロエコロジーを推進したピエール・ラビ氏が脳溢血のため死去した。享年83歳。アルジェリア生まれだが仏人家庭に託され、後に渡仏。パリでの生活を嫌い、アルデッシュ県で化学肥料や農薬を使わず生態系を利用した農業を実践し、アフリカ諸国に普及。環境問題を訴えるために2002年の大統領選に立候補。地域の地道な運動を実践する「コリブリ運動」を起こし、農業教育、地産地消、共同農園を推進した。ラビ氏の死にロワイヤル元環境相、ジャド大統領候補らが哀悼の意を捧げた。
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