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パリ司法裁判所はデパケン問題で薬品大手サノフィ社に情報提供義務に過失があり、被害者団体による民事集団訴訟は「受理可能」と判断した。この判断に対してサノフィは控訴した。
てんかんや躁うつ病の治療薬「デパケン」は妊婦が服用すると子どもの奇形や発達の遅れなどのリスクがあり、1.6万〜3万人の子どもが障害を負った。被害者団体は判決を歓迎しつつ、サノフィの過失責任の期間を2006年までと判断されたことに不満。妊娠の可能性がある女性への禁忌が明記された18年まで被害は続いたと主張している。
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