9月16日(月)〜20日(金)までの5日間、セーヌ川に「シーバブル」が再登場する。水面の上数センチを浮くように進む電動の舟は、セーヌ川のタクシーとしての実用を見込んでの試験が重ねられている。騒音ゼロ・波ゼロ・二酸化炭素ゼロを謳うシーバブル・水上タクシーで、セーヌ川を陸の道路に変わる、移動路として使うことも、SeaBubble社の狙いだ。
16日からの試験運行では、オドセーヌ県のイッシー・レ・ムリノーから、ベルシーまでの間で、8h-10h、15h-17hの間のみ。最高速度は30km/h。イル・ド・フランス地域圏・県間設備・整備局の航行許可や、パリ市内ベルシー港の停泊所確保などが順調に整えばセーヌ川を走るタクシーとして春からの実用化となる。