その他の関連施設
■ Le Musée d’Art et d’Histoire de l’Hôpital Sainte-Anne (MAHHSA)/サンタンヌ病院歴史芸術美術館
同院では1946年から精神病患者の作品の展示を始め、50年には精神病理学の国際芸術博覧会を開催した。精神科医たちはこの時代に患者の作品を病の理解と治療に有益と考え、以後本格的に「患者/作家」の作品を収集している。現在は7万点以上の作品を同院内のCentre d’Etude de l’Expressionが管理し、作品の保存・蒐集・修復・研究を担う。2016年には国から「ミュゼ・ド・フランス」の認定を受けた。現在も定期的に一般の人が鑑賞できる美術展を開催。4月28日まで「狂人のアートから精神病理学のアートまで。1960年代周辺のサンタンヌ・コレクション」展を開催中だ。
1 rue Cabanis 14e M°Saint-Jacques/Glacière
水~日14h-19h 入場無料
http://musee-mahhsa.com/
■ La Fabuloserie/ラ・ファビュロズリ
デュビュッフェの支援のもと、芸術家のアラン・ブルボネが1963年に開館。ヤンコ・ドムシッチ、フランシス・マルシャルら独学アーティストの作品を紹介。プチ・ピエールのメリーゴーランド(写真下)が有名。
1 rue des Canes 89120 Dicy
4月上旬から11月上旬頃まで開館。 10€/6€。パリからJoigny駅まで1H30 。その後タクシーなど。
www.fabuloserie.com
■ La Fondation Jean Dubuffet/ジャン・デュビュッフェ財団
デュビュッフェの作品の管理財団がパリと郊外の2カ所に存在し、彼の作品や資料が鑑賞できる。1976年に完成したペリニーにある巨大な屋外モニュメント「クロズリー・ファルバラ」は必見。 郊外Périgny-sur-Yerresの財団の見学は予約制。 Tél:01.4734.1263 パリの財団は工事閉館中。2019年夏以降開館。
137 rue de Sèvres 6e
www.dubuffetfondation.com