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鉄道車両世界3位と2位の仏アルストムと独シーメンスは両社の鉄道事業の統合を発表。統合は仏金融市場庁の認可を経て来年末に実施。この統合で新会社の売上は153憶ユーロに達し、世界一の中国中車に対抗する。本社はパリに置き、仏社社長が新会社の社長に。当面は独社が新会社の株式50%を有し、4年後には2%を追加する予定。政府は2014年にブイグ社から借り受けたアルストム株20%を買収せず、新会社に資本参加しないと表明したため、左右の野党は仏社の身売りと批判。両社の合意で4年間は工場も雇用も維持されるが、労組は雇用削減を懸念する。