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トリカスタン原発(ドローム県)の元安全管理課長が、同原発のトラブルを隠蔽したとして仏電力会社(EDF)を10月に告訴したと仏紙が報じた。1980年運転開始の国内最古の一つである同原発は、原子力安全局(ASN)により2017年に強化監視要と評価。元課長は、17~18年に原子炉が最高出力を超えて45分間稼働、電気棟の浸水など、報告が義務付けられているトラブルを同原発経営陣が隠蔽したり、過小評価してASNに報告した上、ASN立入検査の妨害、従業員の業務上の負傷・病気を隠したと訴えている。
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