
8月15日に公表された2025年度版「世界大学学術ランキング」にパリ=サクレー大学が13位にランキングされた。フランス大学ではPSL研究大学(パリ科学・文化研究大学)が34位、ソルボンヌ大学が43位、パリ・シテ大学が60位と、4校が昨年同様、100位以内をキープした。
この通称「上海ランキング」は2003年から毎年公表される由緒あるもので、卒業生や教員のノーベル賞とフィールズ賞の受賞数、引用率の高い研究者の数、ネイチャー誌とサイエンス誌に発表された論文数などの数字を元に割り出したもので、自然科学に偏り人文社会科学が考慮されていないとの批判もある。1位のハーバード大学をはじめとする米大学が100位内の37校を占めるが、近年では中国の大学が13校に増えて躍進。
