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政府は高等教育機関のうち、書類選考なしの大学へ志願者を振り分ける制度を来年度から改変するとした。現行では志願者の希望大学・学部リストを元にコンピュータで振り分ける「バカロレア後入学システム(APB)」が採用されているが、毎年、受入れ先のない学生が多数出たり、希望者の多い学部はくじ引きで決めるなど問題が多発。来年からは、高校での進路指導を強化するとともに、志望リストは10までとされ、大学は個別の書類審査で入学者を決める。受入れ先を提案する委員会も設置される。学士課程を学生の能力に応じて2〜4年にする措置も。