託児所の弊害? 2006-01-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 毎朝、託児所で娘が泣いてしまうという話を先輩ママに話す。すると、「そのうち向こうからバイバイするようになる。その態度を見て、逆に薄情だと思う」とのことだった。最初は半信半疑だったが、託児所に預けて3カ月目には本当に泣くことが減り、向こうから手を振るようになる。半年目には、託児所 [...]
暴動は絶望的な行為…。 2006-01-15 こども・学校生活 0連載コラム 昨年11月、パリ郊外のクリシー・ス・ボア市で、警官に追われた3人の少年が電力公社の変圧施設に逃げ込み、2人が感電死し、もう一人が重傷を負った事件をきっかけに、パリ郊外やフランス全国の大都市近郊で暴動が起こり、3週間続いた。私たちの高校はその隣町のル・ランシー市にある。3年生のエ [...]
託児所の雰囲気になじんだ。 2005-12-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 託児所には、新しい環境に投げ出される子供たちに、なるべく不安を与えないための配慮があった。 例えば、託児時間を段階的に増やす「慣らし保育」の期間を、二週間とたっぷりめにとってあること。この間、親が子供のそばについて、仲間とお菓子やお昼を食べたり、お昼寝ができるよう手助けをして [...]
両親は離婚したけれど… 2005-12-15 こども・学校生活 0連載コラム 私たちのクラスにも両親が離婚している生徒が多い。ポーリヌもその一人。 お父さんとお母さん、いつ離婚したの? 「12歳の時。あんまりはっきりとした理由はなかったようだけれど、だんだんと心が通い合わなくなってしまったんだと思う。母が家を出ていったので、1年間は父と暮らすことになっ [...]
強制収容所を訪れた。 2005-11-15 こども・学校生活 0連載コラム 何人参加したの? 「僕らのクラスからは20人以上が参加して、ドイツのブーヘンヴァルトにある強制収容所まではるばるバスで行ったんだ。2年生の時に、歴史の授業でナチス強制収容所が取り上げられて、強制収容所で生き残った人たちに会ったり、4区にあるショア記念館を訪れたり、強制収容所に移 [...]
日本語を好きになってほしい。 2005-11-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 海外で子育てをする親にとって、言葉は大きな関心事の一つだ。先輩パパ・ママの中には、子供にあえて日本語を教えないという潔い人や、反対に日仏英のトリリンガルにしようと目論む志の高い人もいる。私の場合は、子供に母国語で話しかけることが気持ちの上で自然だったため、誕生以来そうしてきた。 [...]
託児所が見つかった。 2005-10-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 市役所管轄の家族局(Direction de la Famille)で託児所の申請をする。選択肢としては、公の場所で大勢の幼児を預かる共同託児所(creche collective)と、妊産婦・幼児保護局(PMI)が認可した保育士が、自宅で少数の子供を預かる個人託児(crech [...]
託児所はかわいそう? 2005-09-15 パリの子育て・親育て 0連載コラム 映画やテレビで見る限り子守りは楽そうな仕事だ。赤ちゃんはベッドで寝ているか、ママが読書している横で一人遊びしていたりする。だがそんなイメージは虚像だった。娘と一緒だと自分のことはできない。読書なんて論外だ。後追い期にあるミラは、私の足にコアラのようにぴったりくっつき離れない。自 [...]